コラム

Column

外国人が働きやすい国を開設!~スイス編~

情報

日本国内で働く外国人労働者の数は増加し続けているものの、残念ながら誰もが就職したいと考える人気の国だからというわけではありません。

むしろIMD(国際経営開発研究所)によれば、日本の『働く国としての魅力』は対象61ヵ国の内52位と、下から数えた方が早いのだそうです。

この状況を改善し、世界的に、また我々日本人にとっても働きやすい国にしていくためにはどのようにしたら良いかを探るため、このシリーズでは海外就職先として人気の国について国別に解説していきます。

今回は、1であるスイスについて、文化・仕事観・特色等をご紹介します。

そもそもスイスってどんな国?

スイスは正式名称をスイス連邦といい、幸福度世界1位の国として知られています。

4.1万平方キロメートルというおおよそ九州と同じ国土に842万人が生活をしています。

国土面積としては九州と同じぐらいではありますが、アルプス山脈やジュラ山脈といった名峰が国土の70%を占め、国内での高低差が4,441mもあるため、バリエーション豊かな美しい風景を見ることができます。

地理的には、西ヨーロッパ(西欧)の真ん中に位置し、フランス、ドイツ、オーストリア、イタリア、リヒテンシュタイン公国の5カ国と接しています。

スイスの公用語はドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つがありそれぞれの語圏がある程度分かれており、ドイツ語圏はドイツに、フランス語圏はフランスに近い文化が、という風にそれぞれに違った文化がある変わった国です。

国内でも地域ごとに言語や建築様式が様々なことから、「ミニチュアヨーロッパ」と呼ばれることもあります。

自然豊かで牧歌的なイメージの強いスイスですが、経済的にもとても優良な国で、WEF(世界経済フォーラム)の出している世界140カ国を対象とした国際競争力ランキングではGDPとしては自国よりも高い日本を押さえ4位にランクインしていることからもインフラ・教育の整備などが行き届いている国であるといえます。

【参照】

スイス連邦|外務省

スイス政府観光局

国際競争力ランキング

日本とスイスとの習慣・文化の違い

牧歌的でありながら経済的にも優れたスイス、同じ国内でも地域ごとに様々な文化を持ちながらも共通の文化もあります。

そんなスイスの文化を何点か紹介したいと思います。

①挨拶、感謝しっかりとする

スイス人は挨拶をとても大切にしていて、挨拶をする時は同姓、異性によらず、目を見て手を差し出します。地方では知らない人でもすれ違った際に挨拶をするのが一般的です。お店やレストランでも感謝をあらわす“Danke”(ダンケ)という言葉が何度も聞こえてくるほど、挨拶や感謝をとても大切にしています。

②時間をきっちりと守る

スイス人は時間にうるさいとよく言われることもありますが、これは事実です。
職場では特に重要視されるのですが、プライベートでも時間厳守が重んじられているため、5分でも遅れる際はしっかりと連絡を入れることが大切です。
また、事前の約束なしでの訪問なども好まれないため、サプライズとしても控えた方が無難です。

③日曜日は休息日

スイス人には敬虔なキリスト教徒が多いため、日曜日は休息日と定められています。日曜日に朝から掃除機をかけるなど、騒々しくしてしまうと苦情が来てしまうので日曜日にあまり騒々しくしないように気をつける必要があります。

④早寝早起き

スイス人の朝は早く、お店も7時ごろから開いているお店がほとんどです。残業もしないため、帰りも早く、就寝時刻も早くなります。

しっかりと睡眠をとるため、日中にウトウトすることはありません。スイス人から見ると、日本人は日中に居眠りしすぎだと感じるそうです。

スイスは、なぜ働きやすいの?どんな仕事観をもっているの?

スイスが働きやすい国となっている理由としては、国の政策としての側面と、国民性、2つの観点から述べることができます。

①国の政策面

スイスは先に述べたとおり、国際競争力ランキングで4位にランクインしているインフラや社会保障のとても充実した国です。失業率も低く、女性の就業率も高い、その上、負担額が少ないうえで充実した社会保障を受けることができる点、他の先進国では整備し切れていない部分まで整備が行き届いているため、素晴らしい労働環境であるといえます。

さらには、治安の良さ、街の清潔さ、景観の良さといった住みやすさも、スイスの働きやすさをより高めています。

②国民性

スイス人は学力調査でも常に世界上位にランクインするほどに勤勉で、時間だけではなく、メモの取り方なども非常に几帳面な人が多いです。

朝から勢いよく働き、時間になれば仕事が残っていても帰る、時間内にどのようにすれば仕事を終えることができるのか、効率を追求するため、時間外での労働などがありません。

働きやすく住みやすい整備された環境と、几帳面で勤勉な国民性
働きやすいといわれる理由はこの二つにあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、働きやすい国ランキング1位の『スイス』についてご紹介いたしました。

どのような国を外国人労働者は働きやすい国と感じるのか、少しでも外国人労働者の方の働きやすい環境を整えるためにお役立ていただけたら幸いです。

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