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外国人労働者が働きやすい国を解説!~ランキング編~

情報

日本国内で働く外国人労働者の数は増加し続けているものの、残念ながら誰もが就職したいと考える人気の国だからというわけではありません。

むしろIMD(国際経営開発研究所)によれば、日本の『働く国としての魅力』は対象国61ヵ国の内52位と、下から数えた方が早いのだそうです。

この状況を改善し、世界的に、また我々日本人にとっても働きやすい国にしていくためにはどのようにしたら良いかを探るため、このシリーズでは海外就職先として人気の国について国別に解説していきます。

今回は10位から1位までを一気にご紹介。

それぞれの国についてさらに詳しく解説したコラムもご用意しておりますので、気になる国があったらそちらも合わせてチェックしてみてくださいね!

今回のランキングはHSBCホールディングスが各国に駐在している自社社員に対して行った調査を元にしています。

参照:2017年、海外で働くならこの国!世界で最も働きやすい国ランキング|MADAMERIRI

10 バーレーン

バーレーン

平均月収ランキング第33位:約183,433円(1,657.24 $

中東にある小さな島国。治安が良く、気候にも恵まれているため、海外移住者が暮らしやすい国ランキングでは第5位にランクイン。また、ワーク・ライフ・バランスについての調査でも上位に入る。

主要産業は石油精製、石油化学、金融サービス、アルミニウム精錬、運輸・通信サービス等。

参照:バーレーン王国(Kingdom of Bahrain)基礎データ|外務省

9 イギリス

イギリス

平均月収ランキング第21位:約237,491円(2,145.63 $

ヨーロッパ北西部にある島国。HSBCのイギリスの駐在員によると、最新のスキルを身に着けられる、キャリアアップを望める等が人気の理由。

主要産業は自動車、航空機、電気機器、エレクトロニクス、化学、石油、ガス、金融。

参照:英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)基礎データ|外務省

8 香港

香港

平均月収ランキング第10位:約293,446円(2,651.16 $

南シナ海沿岸にある、中国の特別行政区。文化や性質は中国と欧米が入り混じっている。面積は東京都の約半分程度。

真面目だが欧米の個人主義的要素も併せ持ち、仕事は時間内に終わらせることや、転職することが当たり前。そうでない人は能力が無い人だとみなされる。

キャリアアップを強く望む人向けの国。

主要産業は金融業、不動産業、観光業、貿易業。

参照:香港(Hong Kong)基礎データ|外務省

7 オーストリア

オーストリア

平均月収ランキング第25位:約215,112円(1,943.45 $

中部ヨーロッパにある国。面積は北海道と同じくらい。

QOLが高いことで有名。教育や医療に関する費用は税金で賄われる。また、交通機関が充実しているかつ安価で利用できる等、税金は高いが社会保障のバランスが取れていることが人気の理由。

主要産業は機械、金属加工、観光、ガラス細工。

参照:オーストリア共和国(Republic of Austria)基礎データ|外務省

6 シンガポール

シンガポール

平均月収ランキング第6位:約326,561円(2,950.34 $

東南アジアの主権都市国家。世界の金融センターとしての地位を確立している。

インフラ完備、治安が良い、政治の安定性等から、移住先としての人気ナンバーワン。しかし生活費が非常に高い。生活費ランキングではワースト10位になるほど。

主要産業は製造業(エレクトロニクス、化学関連、バイオメディカル、輸送機械、精密器械)、商業、ビジネスサービス、運輸・通信業、金融サービス業。

参照:シンガポール共和国(Republic of Singapore)基礎データ|外務省

5 ノルウェー

ノルウェー

平均月収ランキング第3位:約358,363円(3,237.66 $

北ヨーロッパのスカンディナビア半島西岸に位置する国。

平均月収が高い国であるにもかかわらず、月当たりの平均労働時間は118.25時間で、調査国38国の内36位と、3番目に短い。また、育児休暇が35週間あったり、有給が25日間あったりと、ワーク・ライフ・バランスに優れている国。

主要産業は石油、ガス生産業、電力多消費産業(アルミニウム、シリコン、化学肥料等加工産業)、水産業。

参照:ノルウェー王国(Kingdom of Norway)基礎データ|外務省

4 アラブ首長国連邦

アラブ首長国連邦

平均月収ランキング第4位:約357,904円(3,233.51 $

アラビア半島にある国で、7 つの首長国により構成されている。

給与は世界第4位と高い水準にあるものの、住居費も高いため、満足した生活を送れていると答えた人は7割程度にとどまる。

主要産業は石油・天然ガス、建設、サービス。

参照:アラブ首長国連邦(United Arab Emirates:UAE)基礎データ|外務省

3 スウェーデン

スウェーデン

平均月収ランキング第18位:約257,593円(2,327.25 $

北ヨーロッパのスカンディナビア半島西岸に位置する国。

育児休暇が長いことが有名。480日間、または16か月間の育児休暇が有給で付与される。また、有給休暇についても36日間取得可能となっている等、ワーク・ライフ・バランスに優れている国。

主要産業は機械工業(含:自動車)、化学工業、林業、IT

参照:スウェーデン王国(Kingdom of Sweden)基礎データ|外務省

2位:ドイツ

ドイツ

平均月収ランキング第17位:約260,964円(2,357.70 $

西ヨーロッパに位置する、山、海、森等、自然に囲まれた国。

月当たりの平均労働時間は113時間で、調査国38国の内38位と最も短い。

海外移住者が暮らしやすい国ランキングでは第3位。

人々の生活水準は高く、ドイツ全体の経済レベルにおいてもヨーロッパ内断トツの国である。

主要産業は自動車、機械、化学・製薬、電子、食品、建設、光学、医療技術、環境技術、精密機械等。

参照:ドイツ連邦共和国(Federal Republic of Germany)基礎データ|外務省

1 スイス

スイス

平均月収ランキング第2位:約462,549円(4,178.93 $

西ヨーロッパの真ん中に位置する国。面積は九州と同じくらい。

本ランキング中最も平均月収が高い国だが、月当たりの平均労働時間は130.83時間で、調査国38国の内31位と8番目に短い。

一方生活費も高いため、家計の状況に対しての満足度は高くない。

しかし、自然の美しさや政治、経済、社会の安定性から「移住したい」場所として根強い人気を誇る。

主要産業は機械・機器、金融、食品、製薬、観光、農業。

参照:スイス連邦(Swiss Confederation)基礎データ|外務省

まとめ

今回は、海外就職先として人気の国についてランキング形式でまとめました。

外国人にも働きやすい環境を整えるには、「労働時間が短いor賃金が高い」「仕事よりプライベートを優先」「実力主義」という部分がマスト条件であることが伺えます。

欧米に多く見られる職業観のため日本での浸透はしづらいようにも思えますが、厚生労働省の調査によると年々少しずつ改善が進んでいるようです。

日本人が働きやすい国であるためにも、引き続き改善されていくことを願ってやみません。

参照:Rankings by Country of Average Monthly Net Salary (After Tax) (Salaries And Financing)Numbeo

参照:Expat ExplorerHSBC

参照:OECDOrganisation for Economic Co-operation and Development

参照:Expat Insider 2017InterNations

参照:The 10 best countries to work inMother Nature Network

参照:Expat Explorer SurveyHSBC

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