コラム

Column

外国人育成が上手くいかない?日本人の例のアレがまぁまぁ原因だと思います。たぶん。

育成

特定技能ビザの施行から早いもので約2カ月が経ちました。
ご覧いただいている中にも、実際に外国人人材を雇用された方や、雇用を検討しているという方がいらっしゃると思います。

そこで今回は、雇用後に起きがちな問題について取り上げてみました。

今回取り上げるのは、『外国人材の日本語レベルは高いのに、伝えたい事が上手く伝わらない問題』です。
弊社にも、日本人の管理者の方からよくご相談いただきます。

実は、このようなお悩みを持つ方々にはとある共通点がありました。

それは、、、

 

 

「なぜか伝わらない」のは、日本人が無意識に使う『あいまい表現』が原因です

 

それは、『あいまい表現』を“無意識に”よく使っているということ。

 

日本の方が、外国の方には理解しにくいような言葉を使っていたために、コミュニケーションが上手くいかなくなってしまっていたのでした。

 

突然ですが、

Aさん「明日いつもより少し早く会社に来てね。たぶん私も出社していると思う。」

と言われたら、どのように受け取りますか?

 

多いのは、

①「いつもより少し早く出社する必要があるんだ。Aさんも早めに出社するのか。」
②「具体的には何時に来ればいいんだ?Aさんは早く来るの?来ないの?」

あたりかと思います。

 

このように、“いつもより少し早く”や、“たぶん”のような表現が使われると、人により解釈が変わってしまうのです。

日本人はこういった『あいまい表現』を無意識に使っていますし、言われた側もなんとなく空気を読んで理解するということができます。
しかし、慣れていない外国の方からすると具体を示されていないためどうすればいいのかイマイチ分かりません。

その結果、「なぜかコミュニケーションが上手くいかない」という事態になるのです。

 

 

 

外国人が困る『あいまい表現』

 

いきなり「あいまいな表現では伝わらない!ハッキリ話しましょう!」と言われても、今まで無意識にしてきたことですからなかなか難しいと感じる方が多いのではないでしょうか。

そこで、研修中に外国の方から実際に「分かりづらい」と言われたあいまい表現をご紹介します。

 

あいまい表現 外国人が分からない理由
1 いいです。 「OK」なのか「結構です」なのかが分からない
2 大丈夫です。 「OK」なのか「NO」なのかが分からない
3 頑張って 「勝手にやって欲しい」なのか「応援」なのかが分からない
4 まぁまぁ 「どのくらい」なのかが分からない
5 たぶん 「YES」なのか「NO」なのか分からない
6 できるだけ 「どのくらい」なのかが分からない
7 例の件 「例は何の件」を指すのかが分からない
8 適当 「目安」が分からない
9 ~かも(やってほしい) 「やるべき」なのか「やらなくても良い」なのかが分からない
10 ちょっと 「目安」が分からない

 

 

「この表現よく使ってるな……」というものがあったのではないでしょうか。

相手への気遣い等、様々な理由があれど、あいまいな表現を使うことや察すること、空気を読むことは、あくまで日本人同士だから成り立つのです。

同じ文化を持たない方にとって、このあいまい表現でのコミュニケーションは、純粋な語学力以外のスキルも必要とされる相当ハードルが高いやりとりと言えるでしょう。

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

今回のコラムのタイトルに首をかしげた方は、外国の方もそれと同じ感覚で日本人と接している可能性があるということを意識しながら育成をおこなうと、上手くいくのではないでしょうか。

 

外国の方と円滑なコミュニケーションをとる方法は、やはり「YES」「NO」「DO」「DO NOT」、そして具体を示すことに他ならないと思っています。

とはいえ、ついつい思いやりや優しさからあいまい表現を使ってしまう事もありますよね。

そんなときは、最後に「わからないことある?質問ある?」と一言付け加えることで、コミュニケーションを円滑にすることができるはずです。ぜひお試しください。

 

弊社では、外国の方とのコミュニケーションにお困りな企業様をはじめ、外国の方に向けて日本人とのコミュニケーション方法をお伝えする研修などもおこなっています。

その他の外国人育成におけるお悩みについてもお力になれることがあるかと思いますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました♪

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